意識と量子に関する考察

「意識が観測にどのような影響を与えるのだろうか?」とタイトルから観測問題を想像させてしまいそうだが、本項では精神という存在があるならば、どのように物理世界と関わっているのかという考察を示す。

もしこの世界が全てラプラスの悪魔が支配する決定論的次元であるならば精神が存在することはない。もしくは精神が複雑なネットワークで構築されたコンピュータに過ぎないと言える。なぜなら決定論的次元では自由選択の介入する余地がないからである。

しかし、量子論では非決定論的次元が存在することを認めている。よって自由選択する精神が存在するならば非決定論的次元で選択を行い、選択の結果が決定論的次元で反映されると考えられる。

isiki
スピンの片方を情報として採用

自由選択により未来が変わり過去が決定する。これの意味するところは何なのか全くわからない。

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